公務員が休職するとき家族にどう伝える?妻の「休んじゃえば」に救われた日と子どもへの伝え方

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「仕事に行けない…でも、家族にどうやって伝えれば。」
「休職なんて、家族を不安にさせてしまう…」

心や体が悲鳴を上げているとき、職場の人間関係と同じくらい重荷になるのが「家族への打ち明け方」ではないでしょうか。

こんにちは、なすです!
私も約20年間、地方公務員として勤務してきました。係長になり業務の重圧や板挟みで体調を崩した際、毎日のように「仕事を休みたい」「でも家族を養わなければいけない」という葛藤に苦しんでいました。

ですが、限界を迎えた日に妻からかけられた言葉、そして子どもたちと交わした会話のおかげで、罪悪感を少し減らして療養に入ることができました。

この記事では、公務員が休職や病気休暇に入るとき、配偶者や子どもにどう伝えたのか、夫婦でどのように状況を共有していったのかという私の実体験をお話しします。

💡 この記事でわかること

  • 仕事に行けなくなった日の朝、妻から救われたひと言
  • 妻への状況共有:休みの日数が決まるたびに伝えた理由
  • 子どもたちへの説明:「少し休む」「お金の心配はいらない」
  • 家族を不安にさせないために必要だった「お金の備え」
目次

限界だった朝、妻の「休んじゃえば」のひと言に救われた

仕事に行けなくなった日の朝のことは、今でも鮮明に覚えています。
出勤時間が迫っているのに、体が重くてどうしても動かない。頭の中がぐるぐると回り、強い動悸と息苦しさで、どうしても出勤することができませんでした。

「行かなきゃいけないのに、動けない」「自分が休んだらどうなるんだ」
玄関の前で立ち尽くし、情けなさと焦りで押しつぶされそうになっていた私を見て、妻がかけてくれたのは意外なほど短い言葉でした。

「休んじゃえば」

責めるでもなく、過剰に心配するでもなく、いつも通りの落ち着いたトーンでそう言ってくれたのです。
そのひと言を聞いた瞬間、張り詰めていた糸がふっと緩み、肩の荷が下りるのを感じました。「あ、休んでもいいんだ」「自分は今、立ち止まっていい状態なんだ」と、自分の限界を受け入れることができました。

妻の言葉にはホントに救われました

💡 休職に入るまでの初診・手続きの流れはこちら
クリニックの受診から「ストレス障害」の診断書をもらい、職場へ提出するまでの詳しい流れは以下の記事でまとめています👇

妻への共有:休みの日数が決まるたびに淡々と伝えた

休養に入ってから、私が心がけていたのは「休みの日数が決まるたびに、その都度妻に伝える」ということです。

病気休暇や休職は、最初から「半年間休みます」と決まるわけではありません。
通常はクリニックを受診するたびに、「まずは2週間」「次は1ヶ月」「さらに更新して1ヶ月」というように、医師の診断書に基づいて少しずつ療養期間が延びていきます。

先が見えない状態は、支える側の家族にとっても不安なものです。だからこそ、受診を終えて診断書が出たら、そのまま隠さずに状況を共有しました。

  • 「今日の診察で、先生から『まず1ヶ月休んで様子を見よう』と言われた」
  • 「職場の人事には、来月末までの診断書を郵送した」

感情的に不安をぶつけ合うのではなく、「医師の判断で決まった日数」を共有することで、妻も先の見通しを立てやすくなり、家庭内の空気も落ち着いた状態を保つことができました。

私の場合はまず最初の診断で「1か月」、次の診察でさらに「2か月」、その後療養休暇から休職に切り替えるためにさらに「3か月」という具合に診断書をもらうたびに妻に伝えていました。

子どもたちへの伝え方:「少し休む」「お金の心配はいらない」

もう一つのハードルが、子どもたちへの伝え方でした。
我が家には高校生と中学生の3人の息子がいます。普段なら朝早く出勤して夜遅くに帰ってくる父親が、平日の昼間ずっと家にいるわけですから、何も言わなければ不審に思いますし、余計な心配をかけてしまいます。

私は子どもたちに対して、難しく細かな事情を説明するのではなく、大切な要点だけを短く伝えました。

🗣️ 子どもたちに伝えた2つのこと

  1. 「お父さんは少し体を休めることになったから、しばらく家にいるよ」
  2. 「生活や学校のお金の心配はしなくていいから、普段通りにしていてね」

職場の愚痴や詳しい病名などを長々と語る必要はありません。
子どもたちが本当に気にするのは、「お父さんは大丈夫なのか」ということと、「自分の進路や部活、生活はどうなってしまうのか」という点です。

「お金の心配はしなくていい」と明確に伝えたことで、子どもたちも過度に動揺することなく、学校生活や部活動にいつも通り向き合ってくれました。

「お金の心配はいらない」と胸を張って言えた理由

子どもたちに「お金の心配はいらない」と言えたのは、決して強がりではありませんでした。
休職しても家計が破綻しないための土台が2つあったからです。

① 公務員の制度(休職給・手当金)の手厚さ

公務員には、病気休暇中は100%の給与、休職に入っても1年間は80%の給与が支給される仕組みがあります。無給になった後も共済組合から傷病手当金が出ます。
民間企業と比べても給与保障が手厚いため、急に収入が途絶えるわけではないという計算がありました。

② 15年間コツコツ積み立ててきた「資産の逃げ道」

そして何より大きかったのが、15年間続けてきたインデックス投資による資産の存在です。
SBI証券を活用して手取りの一部を淡々と運用に回し、休職時には約5,100万円の資産ができていました。また、日頃から「1日8,000円ルール」などの固定費管理を行っていたため、減収になっても生活を維持できる確信がありました。

「万が一のときは資産を取り崩せば、子どもの学費も生活費も払える」
この経済的な裏付けがあったからこそ、家族に対して落ち着いた態度で接することができ、自分自身も焦らず休むことができました。

🌱 家族5人を守るための家計管理と資産形成のステップ
無理のない生活防衛ラインの下げ方や、公務員が新NISAで資産を作る具体的な手順はこちらで整理しています👇

※投資信託等の金融商品は元本が保証されているものではなく、相場変動により損失が生じるおそれがあります。お取引の際は各証券会社の契約締結前交付書面や目論見書等をよくお読みの上、ご自身の判断と責任で行ってください。

まとめ:ひとりで抱え込まず、家族に頼る勇気を持とう

責任感が強い公務員ほど、「自分が家族を養わなければ」「弱い姿を見せてはいけない」と抱え込みがちです。
ですが、本当に限界を迎えて倒れてしまう前に、家族に弱音を吐いて頼ることも大切です。

  • 限界のときは、まず「休むこと」を優先していい
  • 配偶者には、診断書で決まった期間をその都度淡々と共有する
  • 子どもには「少し休む」「お金の心配はいらない」と要点だけ伝える
  • 生活防衛資金や資産形成の土台が、家族を安心させる一番の支えになる

家族は、あなたが身を削って働き続けることよりも、あなたが心身ともに健康でいてくれることを一番に願っています。
まずは肩の力を抜き、ご自身の体と心を休める時間を作ってくださいね。

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この記事を書いた人

【名前】なす(40代・元公務員)

激務とプレッシャーからメンタル崩壊&休職を経験した40代。
資産形成(支出見直し+積立投資)で資産5,000万円を達成し、公務員を退職して「心の自由」を獲得しました。
このブログでは、かつての自分と同じように一人で苦しんでいる公務員に向けて「休職・退職の乗り越え方」や「お金で作る逃げ道」を発信しています。

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