40代公務員の中年の危機|頑張れない自分を責めずギアを下げる方法

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40歳を過ぎたあたりから、なんとなく心と体のガス欠みたいな状態になったことないですか?

  • 「あんなに情熱を持っていたはずの仕事に、興味が湧かなくなった」
  • 「昔は楽しかったゲームが全然面白くない」
  • 「せっかくの休みなのに、頭の中で『月曜すぐにあれやらなきゃ』『あの決裁通るかな』と仕事のことばかり考えてしまう」
  • 「寝ても寝ても疲れが取れず、朝起きて『よし、万全だ!』と思える日がない」

20代・30代の頃を気合と責任感で乗り切ってきた人ほど、「係長にもなったのに、やる気が出ないなんて甘えじゃないか」「こんな自分は怠けているんじゃないか」と、自分を責めてしまいがちですよね。

実はこれ、数年前の私そのものでした。

20年勤めてきて、それなりに責任のある立場にもなって。それなのに、どうしても頑張れない。休日は泥のように布団に転がってスマホを眺めるだけで1日が終わる。

でも、休職を経験してきた今だからこそ、はっきり言えます。それはあなたの気合が足りないわけでも、根性がなくなったわけでもありません。

自分のそんな状態をいろいろ調べてみたんです。

そこで初めて知った言葉が「中年の危機(ミドルエイジクライシス)」でした。「あっ。これ自分のことじゃん」と思いました。さらにこんな風に悩んでるのが自分だけじゃないっていうことが分かって、少し安心しました。今回は、私が40代で直面した停滞感と、そこからどうやって「ギアを落としてラクになったか」を素直にお話しします。

目次

1. 40代になって、私の心と体に起きた異変

世間ではよく「40代は働き盛り」なんて言われますが、私の実感は真逆でした。気力も体力も、明らかに坂道を下り始めていたんです。

休日に何も楽しめない。感情が空っぽになった感覚

まず感じたのは、好きだった趣味に心が動かなくなったことでした。楽しむためのエネルギーが無い感じで、休日になっても「何もしたくない」。そんな感じでした。

当時は「自分は何にも興味が持てない、自分が自分じゃない気がする」と落ち込んでいました。でもあれは、日々の職場での気疲れで、強制的に頭のブレーカーが落ちていただけだったんだなと今は思います。

体は家にあるのに、頭はずっと職場にいる感覚

若い頃は、夜になれば仕事のスイッチを切って遊べていました。それが40代になってからは、帰宅後の夜も、休日の朝も、目が覚めたときから「あの案件、どう処理しよう」「上司に嫌味を言われないようにするには…」と、頭の中で勝手に仕事の反省会が始まってしまうんです。

頭の緊張スイッチが24時間オフにならないから、いくら体を横にしていても全然休まった気がしませんでした。

ホント、これがメンタルに1番ダメだったんだと思います

「毎日どこかしら調子が悪い」のが当たり前になった

首や肩はガチガチ、腰も痛い、夜中にふと目が覚める。40歳を過ぎてから、「今日は体が軽くて絶好調!」なんて日はほぼなくなりました。

体がずっと鉛のように重いと、前向きな気持ちなんてどうしても湧いてこないんですよね。

2. 「公務員は安定してるのに甘え」という声に、自分でも苦しんでいた

外の人から見れば、「公務員なんてノルマもないし、倒産もしないんだから贅沢な悩みだろ」と思われるかもしれません。正直、倒れる前の私自身もそう思っていました。

でも、実際に40代の当事者になってみて痛感したのは、公務員の苦しさって「食いっぱぐれる不安」ではなく、「定年までの残り20年間、この環境と消化試合が確定しているという、出口のない閉塞感」なんですよね。

出世の天井も見えてきて、どれだけ身を削っても劇的な見返りはない。それなのに、住宅ローンや子どもの教育費があるからレールからは降りられない。「ここから先、定年までずっとこの重圧に耐え続けるのか?」と考えると、真っ暗なトンネルを歩いてるような感覚になりました。

荷物は人生でだんだん重くなっているのに、自分の体力は確実に落ちている。それなのに「20代と同じトップスピードで走れ」と自分にムチを打ち続けたんだから、危機に陥るのは当然の結果だったんです。

3. 頑張れない自分を責めず、私が「ギアを下げた」4つの工夫

一度立ち止まって休職してから、私は「昔のようにバリバリ頑張る自分」に戻るのをキッパリ諦めました。40代からの人生をラクに乗り切るために、私が実際にギアを落とした方法がこちらです。

① 仕事は「60点で上等」と割り切ることにした

昔の私は、書類の細部まで完璧を目指して、他人の仕事まで抱え込んで勝手に自爆していました。そうすることが社会人としての責任だと思っていたからです。

でも、仕事って100点を取ったからといって給料が倍になるわけじゃありません。大きなミスを出さず、6割くらいの力で定時まで乗り切れたら「今日の自分、よくやった!」と合格点をあげることにしました。これだけで、毎日の不調がかなり軽くなりました。これには賛否あると思いますが、私にはこのやり方が向いています。

② 休日の「仕事の妄想」は、体を動かして強制終了させる

「仕事のことを考えないようにしよう」と布団の中でゴロゴロしていても、頭は余計に不安を探しに行ってしまいます。だから、体を動かして無理やり頭のスイッチを切るようにしました。

一番効いたのは、近所の銭湯やサウナに行って汗を流すこと。あとは、パジャマのままリビングでできるSwitchのリズム運動でした。息が少し上がるくらい体を動かしている間だけは、上司の嫌な顔も月曜の不安も、頭の中から綺麗さっぱり締め出せました。

※モヤモヤした休日を切り替えるのに助けられた運動の話は、こちらに書いています👇

③ 管理職がつらいなら「役職を降りる道」もあると知った

係長になって上と下の板挟みで苦しんでいた頃、「一度ついた役職からは絶対に逃げられない」と思い込んでいました。

でも実は、公務員には自分の意志で役職を降りる「希望降任」という制度があるんですよね。給料は少し下がりますが、あの胃がねじ切れるような板挟みから解放されて、定年まで平穏に勤める選択肢もある。「いざとなったら降りればいいや」と思えただけで、肩の荷がふっと軽くなりました。

👇40代で急に心身のバッテリーが切れやすくなる大きな要因に、数年おきにやってくる「異動による環境リセット」があります。中堅としての責任を背負いながら、未経験の職種で仕事を覚え直す消耗と、定年延長で増えた「残り回数」については以下の記事で掘り下げています。

※また、役職を降りて心を守るための条件や給料の減額幅は、こちらで詳しくまとめています👇

④ 人生の拠り所を「職場の評価」から「資産づくり」に変えた

仕事に情熱が持てなくなった自分に気づいたとき、「もう職場で認められることに人生を捧げるのはやめよう」と決めました。その代わりに私の心の支えになってくれたのが、20代からコツコツ積み立ててきた「資産」でした。

「最悪、仕事を辞めてもしばらく家族と暮らしていける」という経済的な後ろ盾があるだけで、職場の上司の機嫌や出世競争なんて、どうでもよくなりました。給与以外の足場を整えておくことこそ、40代にとって最強の精神安定剤でした。

※組織に縛られずに生きるための資産形成の道のりはこちら👇

※「このまま定年まで耐え続けるしかないのか」と追い詰められたとき、外の世界の選択肢を眺めるだけでも心のブレーキを緩めることができます。転職する気がなくても転職サイトをお守り代わりに持っておく効果については、こちらで書いています。

「しょうがない」「なんとかなる」で、のんびりいこう

40歳を過ぎて、やる気が出なくなったり、体が思うように動かなくなったりするのは、決してあなたの心が弱くなったからではありません。

「若い頃みたいに無茶な走り方をするのは、もう終わりにしよう」という、心と体からの優しいブレーキなんです。

周囲の期待に応えようと必死にアクセルを踏み続ける時期は、もう十分にやり遂げました。これからの後半戦は、世間体や出世なんて手放して、自分自身の健康と家族との時間を一番に考えていいはずです。

「昔のように動けなくても、まあしょうがない」
「ギアを落としてトロトロ走っても、なんとかなる」

休職してからの私が一番大切にしているこの言葉を、今まさに一人で苦しんでいるあなたにも贈りたいです。

今日くらいは自分を責めるのをやめて、少し肩の力を抜いてみませんか?

※もし、すでに朝起き上がれなかったり、動悸で体が動かないレベルまで追い詰められているなら、我慢せずに心療内科を受診して、ちゃんと休んでくださいね。自分の命より大切な仕事なんて、公務員の世界には一つもありません👇

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この記事を書いた人

【名前】なす(40代・元公務員)

激務とプレッシャーからメンタル崩壊&休職を経験した40代。
資産形成(支出見直し+積立投資)で資産5,000万円を達成し、公務員を退職して「心の自由」を獲得しました。
このブログでは、かつての自分と同じように一人で苦しんでいる公務員に向けて「休職・退職の乗り越え方」や「お金で作る逃げ道」を発信しています。

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