公務員も「たかが仕事」|転職サイトを眺めたら心の荷が下りた話

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公務員として働いていると、どうしても「ここを辞めたら生きていけない」「定年までこの組織にしがみつくしかない」と思い詰めてしまいがちですよね。

私自身、20年近く組織で働くなかで心身ともに限界を迎え、休みに入った直後はまさにその状態でした。頭の中は「組織から脱落してしまった」「もう人生の逃げ場がない」という真っ暗な不安でいっぱいでした。

でも、休みに入って割とすぐの頃、ふと思い立ってスマホで転職サイトに登録してみたんです。

もちろん、その時は「すぐに転職活動をしてやるぞ!」なんて前向きな気力はゼロです。ただ、今の職場に戻りたくないってゆう逃げる気持ちがいっぱいだったんだと思います。

ところが、画面に並ぶ無数の求人を見ていくうちに、なんとなく肩の力が抜けていったんです。

仕事、めっちゃあるじゃん!

今回は、休みに入ってすぐに転職サイトを眺めたことで救われた体験談と、「公務員の仕事も、言ってしまえば『たかが仕事』」と心の荷を下ろせた理由についてお話しします。

目次

画面いっぱいに並ぶ求人を見て感じた安心感

公務員の世界しか知らないと、職場の人間関係や上司の機嫌、業務命令が「世界のすべて」に思えてしまいます。そこでうまく立ち回れなくなると、まるで人間としての価値を全否定されたような絶望感を味わうんです。

でも、スマホで転職サイトを開くと、目に飛び込んできたのは何万件という求人の山でした。

スマホの画面越しに突きつけられた事実
  • 世の中には、自分が名前すら知らなかった会社が無数にあること
  • 土日祝休みで、年間休日120日以上の職場が当たり前に存在すること
  • 「人を募集している場所」が、世間には山のように溢れていること

その画面を見たとき、「これなら最悪ここを辞めることになっても、いざとなったらすぐにどこかで働けるな」と、ちょっとだけ安心感を覚えました。

「自分には今の組織しかない」は思い込みだったんです。

届き続ける求人メールと「給料が減ってもいい」という気づき

サイトに登録してからは、毎日のように新着求人のメールやお知らせが届くようになりました。

正直な話をすると、提示されている年収や給料の条件は、長年勤めて昇給してきた公務員の給料と比べれば、下がるものが多かったです。「やっぱり公務員の待遇は手厚かったんだな」と再認識したのも事実でした。

でも、不思議とショックはありませんでした。それ以上に、

多少手取りが減ったとしても、普通にご飯を食べて暮らしていける仕事はいくらでもある

という実感が持てたことが救いになったんです。

「給料のために心を削るくらいなら、生活レベルを少し整えて、新しい職場で働いて生きていける」。そう思えたことで、今後の生活への不安が和らぎました。

「公務員も、たかが仕事」と思えるようになった

そんな風に外の世界の選択肢を知ってから、職場に対する見え方が変わりました。

以前の私は、「公務員なんだから奉仕者として完璧にやらなきゃいけない」「ミスをしてはいけない」「定年まで勤め上げるのが社会人としての義務」と、勝手に自分で重い荷物を背負い込んでいたんだと思います。

でも、世の中には無数の仕事があることを知った今なら、こう思えます。

「公務員だって、数ある仕事の中のたった1つに過ぎない。言ってしまえば『たかが仕事』なんだ」と。

自分の心や体を壊してまで捧げるべき仕事なんて、この世にひとつもありません。

狭い世界で息が詰まっている公務員ほど、外を覗いてみてほしい

もちろん、すべての人が転職すべきだとは思いません。今の職場で折り合いをつけて定年まで勤められるなら、それに越したことはないと思います。

ただ、公務員は新卒からずっと同じような空気感のなかで勤めてきた人が多く、どうしても「ここ以外の生き方を知らない」という状態になりがちです。狭い世界の常識に縛られているからこそ、逃げ場がないように感じて追い詰められてしまうんですよね。

だからこそ、いま職場で息苦しさを感じている人や、休養に入って先が見えなくなっている人には、「転職する気はなくても、求人サイトをぼーっと眺めてみる」ことをおすすめしたいです。

応募する必要なんてありません。面接に行く必要もありません。ただスマホを開いて、「外にもちゃんと世界が広がっているんだ」という事実を目で確かめるだけでいいんです。

いままで公務員しか経験のない人は特に
職業の選択肢を見てみるだけでもオススメです!

公務員が視野を広げるためのお守り

もし外の世界を覗いてみるなら、20代〜30代前半の若手の方であれば、無理な求人押し付けをせず客観的な市場価値を整理してくれるハイエンド特化のサービス(ASSIGN AGENTなど)が合っていますし、世の中の幅広い業種や募集条件を眺めたいなら大手総合型(dodaなど)を入れておくだけで十分です。

実際に私が登録して視野を広げるのに役立ったサービスや、職場に知られずに安全に求人を眺めるコツについては、以下の記事に詳しくまとめています👇

あの職場だけが、あなたの人生のすべてじゃない

毎日同じ庁舎に通い、同じ人間関係に囲まれていると、そこでの評価が自分の人生のすべてのように思えてしまいます。

でも、一歩外に出れば、あなたがまだ知らない働き方や、穏やかに過ごせる場所が無数に存在しています。

「いつでも逃げ出せる選択肢がある」と知っておくこと。それ自体が、明日から少しだけ肩の力を抜いて生きていくための、一番確かなお守りになってくれますよ。

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この記事を書いた人

【名前】なす(40代・元公務員)

激務とプレッシャーからメンタル崩壊&休職を経験した40代。
資産形成(支出見直し+積立投資)で資産5,000万円を達成し、公務員を退職して「心の自由」を獲得しました。
このブログでは、かつての自分と同じように一人で苦しんでいる公務員に向けて「休職・退職の乗り越え方」や「お金で作る逃げ道」を発信しています。

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